Dying, Bleeding,Screaming - 9/10

 その日から、槐は最低の性交奴隷に落され、毎日複数の犬に犯され続けた。
 元より人間扱いされてはいない身ではあったが、今では男たちの性欲処理どころか獣姦ショウの為に飼われているのだった。
 男たちにとって、人間の男性と交尾する為に特別に訓練された犬たちの方が貴重な存在であり、犯される性交奴隷は取替えのきく犬以下の“物品(モノ)”なのだ。

 ステージでは、番いとして犬の舌を吸い、尻を振り、自分から入れてくれと誘う。
 ドッグタグの付いた太い首輪が似合いの、発情したメスイヌ。
 雄犬に後ろから圧し掛かられれば、乳首に挟まれたクリップの鈴がチリチリと鳴る。
 そうして、たっぷりと尻穴に精液を注がれて、イくと叫んでよがりまくり、犬と繋がったまま舞台の上で果てた。
 終われば世話係の手で内臓を洗われ、ショウの時間が来ればまた次の犬と番い、その繰り返し。
 まともな理性はとうに消え去り、身も心も犬となった。
 ショウの合間は、フロアに展示品の人間犬として鎖に繋がれ、寝台ではなく毛布を敷いた床に寝る。
 もはや人前で、全裸で床に這ったまま高く尻を掲げて餌皿からドッグフードを食み、水を飲むことにも抵抗はない。

 そんな最低の性交奴隷でも、面白半分に犯すものはいた。
 四つん這いで餌を食べている間を狙って、わざと尻に悪戯をする。
 度重なる凌辱にすっかり粘膜が爛れて飛び出した肛門を、更に痛めつけるようにぶち込む。指やペニスだけでなく、時には拳を腕まで捻じ込まれた。
 ペットボトルの水と引き換えに、唇にペニスを突きつけられりもした。一人が始めると、わらわらと人が群がってきて、勃起したペニス数本が顔の前に並んだ。
 槐はその度に、命ぜられるまま尻を振り、ペニスをしゃぶり、嬌声を上げた。
 その顔にはもう羞恥はない。ひたすらに従順に、男たちのペニスを受け入れる歓びと、純粋な快楽だけがあった。
 壊れてしまったのかも知れない。だが、今の槐は充分に幸福だった。